Column
「秘書検定を履歴書に書くと有利になる？」
「そもそも秘書検定とは？」
「履歴書に書く際のポイントが知りたい」
秘書検定という言葉自体は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、秘書検定の概要や履歴書に記載する際の方法やポイントを解説していきます。
秘書を目指している方、興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
秘書検定（正式名称：秘書技能検定試験）とは、公益財団法人実務技能検定協会が実施する、秘書・事務職に必要なスキルや能力を認定する資格試験です。
1級から3級まであり、それぞれ業務に必要な知識や技能を身につけることができます。
たとえば、書類作成やメール・電話応対などの実務スキルを含むオフィスマナーを習得できます。
また、秘書検定を取得することで、自己PRの強化や転職・昇進のポイントになることもあります。
ここからは、秘書検定取得の旨を履歴書に書く際のポイントについて解説していきます。
押さえておくべきポイントを4つ、以下に挙げました。
【ポイント】
それぞれ確認してください。
履歴書に秘書検定を書く際は、正式名称で書くことが重要です。
正確な名称は「秘書技能検定試験」であり、級数を添えて「秘書技能検定試験2級」のように書くのが一般的です。
正式名称で書くことで、面接官や採用担当者がその経歴を正確に理解できます。
また、正式名称で書かれた資格は信頼性や実績があると捉えられるため、アピールポイントとして有効です。
書く際には、正確な資格名と取得級数を確認し、間違いのないように記載しましょう。
秘書検定は、2級以上の場合に記載するのが一般的です。
しかし、1級や準1級を取得していない場合や不合格だった場合は、意図的に秘書検定の項目を記載しない方が良い場合もまれにあります。
1級相当の技能を求められている際に、2級を記載した結果、1級相当の実力はないと判断されることもあるため、自分の実力と仕事の求める能力を比較し、適切な判断をする必要があります。
取得年月は合格証の日付を記入するというのも、秘書検定を履歴書に記載する際のポイントのひとつです。
これは、取得証明として合格証コピーの送付が必要になるケースもあるためです。
秘書検定は毎年度複数回行われており、受験日と合格日が異なる場合もあります。
したがって、取得年月を記入する際は合格証の日付を確認して記載することが重要です。
履歴書に秘書検定の取得年月を記入する際、合格証の日付がわからない場合には、合否検索依頼フォームから問い合わせることが可能です。
取得年月が正確でない場合、採用担当者から指摘される恐れがあるため、わからない場合は手間を惜しまず利用しましょう。
秘書検定を履歴書に記載する際、まだ試験を受けていない場合には「試験予定」と記入できます。
同じ「秘書検定未取得」でも、試験に向けて勉強したか否かは大きな違い。
試験までの準備や勉強の過程においても大きな価値があるため、一定の知識やスキルがあることを示すためにも記載しましょう。
ただし、試験予定を書く場合には、いつ受験する予定か、どの級を受験するかなど具体的な内容を記載してください。
秘書検定を取得していることを履歴書に記載することは、秘書の求人に応募する際に有利になることがあります。
秘書検定は、秘書に必要なスキルや知識を身につけるための資格であり、取得することで秘書業務に必要な能力を証明することができます。
企業や事務所が秘書の採用をする際には、秘書検定を持っていることで、求人に記載されている業務内容に適したスキルや知識を備えていると考えられ、採用につながりやすくなる傾向があるでしょう。
採用に有利になるだけでなく、自身のスキルアップの証としても履歴書に記載することは意義があるといえます。
今回は、秘書検定の概要や履歴書に記載する際のポイントについて説明してきました。
秘書検定は、秘書職を目指す人にとって有用な資格であり、合格することで自身のスキルアップや、求人応募幅の向上につながることがあるため、積極的に取得すると良いでしょう。
履歴書に秘書検定を記載する場合には、取得年月や試験予定日などの情報を正確に書き込むことが重要です。
また、履歴書以外にも、面接で自身のスキルや能力をアピールする際に、秘書検定を取得していることを述べることでアピールポイントになることもあるため、しっかりと知識を身につけておくことが求められます。
秘書検定はオフィスマナーの資格であるため、面接時の立ち回りなどにも役立てられるでしょう。
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