医師を辞めたいと思う理由は?
医師を辞める割合はどのくらい?
という悩みを抱える人は多いでしょう。
医師は他の業種よりも残業や夜勤などで激務になることが多く、さらに患者の命を左右する職場ということもあり、肉体的にも精神的にも負担がかかってしまいます。
そのため、医師になったはいいものの、その後「医師を辞めたい」と考える人は多いです。
今回は医師を辞めたいと思う理由や辞めたいと思ってしまった時の対処法、医師以外の転職におすすめの転職エージェントなどについて詳しく紹介します。
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目次
医師を辞めたいを思ったことがある割合は約6割
勤務医労働実務調査によると、約6割の医師が「医師を辞めたいと思ったことがある」と回答しています。
医師は高収入・安定性・憧れなどが理由に目指す人は多いですが、実際に医師として働いみると、「激務がしんどい」「精神的にも耐えられない」「プライベートの時間がない」という不満を持つことがあるようです。
一度辞めたいと思っても、医師という職業辞退を辞めてしまう人は少なく、そのまま退職せずに我慢して働いたり、施設や科を変えて医師という仕事を続ける人が多くなります。
医師を辞めたいを思う10の理由
ここでは、医師を辞めたいを思う主な理由について紹介します。
編集部
特に、激務・人間関係・待遇の悪さで辞めたいと感じることが多いようです。
医師を辞めたいを思う理由①日々の激務に耐えられない
医師の仕事量は一般的なサラリーマンと比べてもかなり激務です。
実際に、厚生労働省の「医師の働き方改革について」では医師の月の残業時間が過労死ラインである80時間を超えているのが全体の40%程度いるとしています。
医師の激務は社会的な問題ともなっているのです。
医師が激務だと言われる理由は、次のようなものが挙げられます。
- 勤務時間が変動する場合が多い
- 休める時間がない
- やることが多い割に薄給
- 土日祝も仕事の場合が多い
- オンコールで常に気を張っている
- 当直(病院に泊まる)日もある
医師は通常の診療や手術の他にもペーパーワークがあったり、深夜に急に患者の容態が急変し、呼び出されて睡眠時間も十分に確保できないケースが多いです。
この状態が続くと心身共に疲弊してしまい、「医師を辞めたい」と思うようになるのでしょう。
医師を辞めたいを思う理由②心身共に疲弊してしまう
医師は日々の仕事量が多く、睡眠時間も自由時間も上手く確保できないため、休日でもしっかり体を休めることは難しいです。
実際に、激務と睡眠不足が重なり、身体を壊してしまう医師も多いです。
さらに、医師は患者の命と常に向き合う仕事でもあり、患者が命を落としてしまうと精神的なストレスが溜まってしまい、心が病んでしまうケースもあります。
このような心身にかかる負担が多いため、医師を辞めたいを思うことも多いです。
医師を辞めたいを思う理由③コロナの対応がしんどい
現在新型コロナウイルスの影響で、通常の業務にプラスしてコロナ患者の対応をしなければいけない現場が多いです。
新型コロナウイルスは医療業界に大きな影響を与え、コロナが影響して職場を去る医師や看護師も多いです。
常に激務なのに、それにコロナ患者の対応、人手不足が影響して退職者は増えています。
実際に新型コロナの「震源地」として警戒されている新宿近くの東京女子医科大学病院では、新型コロナウイルスが影響し、ボーナスが0になったこともあり、約400人の看護師が一斉に退職の意向を示したことでも問題となっています。
医師を辞めたいを思う理由④人間関係が上手くいかない
同じ職場で働く人との人間関係が上手くいかず、仕事を辞めたいと考える医師も多いです。
これは医師に限ったことではないですが、医師は長時間同じ仲間と常に一緒に過ごしたり、チームで動くことも多いです。
一緒に働く仲間に相性が合わない人がいることはどの現場でも同じことですが、仕事のストレスと人間関係のストレスが重なって転職を考えるのでしょう。
特に、地域密着型の小規模病院に勤務する場合、入職する前に既にコミュニティが出来ており、なかなか上手く馴染めずにいる医師は意外と多いです。
医師を辞めたいを思う理由⑤人事異動がきつい
医局所属の医師は2~3円ごとに転勤するケースが多く、その度に退職を余儀なくされることもあります。
医局人事は大学病院内だけでなく関連病院にも及ぶ大学医局の人事システムで、病院に医師を供給する機能です。
そのため、環境が良く働きやすい職場で働いていても、数年で転勤を命じられてしまい、それがストレスで仕事を辞めてしまう人もいます。
同じ地域であればそこまで負担はかからないですが、遠くの地方に転勤を命じられることもあり、転勤を拒むのは難しいです。
これは、新人医師に経験を積ませるためだったり、病院の人材不足を補うためのプラスの動きになりますが、「雑な扱いをされた」と感じてしまうことも多いのです。
医師を辞めたいを思う理由⑥プライベートの時間がない
医師は残業が当たり前、休日出勤も比較的多い職種ということもあり、プライベートの時間を作るのは難しいです。
休日に予定を作ったとしても、急に病院に呼び出されて予定が無くなってしまったりなど、プライベートの時間を有意義に過ごすことは難しいです。
また、家族がいる場合は家庭との両立も難しくなり、転職を考える人もたくさんいます。
医師を辞めたいを思う理由⑦女性医師の立場が弱い
女性は結婚や妊娠、出産などの大きなライフイベントがあり、理解があっても激務である医療業界では女性医師を優先することができず、なかなか休みを取りづらいこともあります。
家庭と仕事との両立が難しく、実際に一度職を離れてから常勤に戻る医師は少ないです。
女性はライフスタイルの変化によって、今の現場を離れることも多いです。
ですが、医師のいう仕事にやりがいを感じて、家庭が落ち着いた後には非常勤やアルバイトとして医療現場に戻る女性医師もたくさんいます。
医師を辞めたいを思う理由⑧待遇に不満がある
医師は他の職種と比べても安定性があり、高収入ですが、責任感の重さや激務を考慮すると待遇や給与に不満を持つことも少なくありません。
実際に、大学病院では勉強という名目で無給で働く時間も多いです。
また、開業医の場合も経営が軌道に乗るまでは精神的にも安定できず、医師を辞めたいと思うことは多いです。
医師を辞めたいを思う理由⑨仕事にやりがいを見いだせない
仕事にやりがいを見いだせないことは医師に限らず、どんな職種でも同じですが、実際に働いてみると「想像していたのと大きく違った」と感じる医師は少なくありません。
また、最初はやりがいを感じていても、患者の命と隣合わせの現場で働くことで、常に失敗ができない状況から仕事に対するやる気やモチベーションを維持できずに仕事を辞めてしまう医師も多いです。
医師を辞めたいを思う理由⑩訴訟リスクに耐えられない
医師は患者の治療や手術に直接関わり、患者の知識や技術力次第で患者の命が救えるかどうかが決まると言っても過言ではありません。
どれだけ全力で手を尽くしても患者の命を救えないこともあり、その結果患者の家族から訴訟されることもあります。
実際に2018年の医療関係訴訟事件は785件というデータもあります。
※参考:裁判所|医事関係訴訟事件統計
医師を辞めたいと思った時に考え直すべきこと4選
医師として働き始めたはいいものの、
読者
読者
と思う人も多いでしょう。
医師という職業を辞めることは簡単です。
しかし、医師は患者の命を救えたり、年収が高いなどの多くのメリットがある職業でもあります。
ここでは、医師として働くメリットを紹介します。
編集部
医師として働くメリット①人に直接感謝されることが多い
医師は患者の病気を治したり、健康を守るための病気予防や検査などをするため、患者の容態が良くなると患者本人だけでなく患者の本人から直接感謝されることも多い職業です。
実際に、患者の治療をして感謝されたことがある医師は多いでしょう。
医師が行う医療行為は社会にも大きく貢献し、自分が行っている仕事にやりがいや達成感を感じられます。
医師として働くメリット②高収入で安定性がある
医師の収入は他の職業と比べても高く、多くの生涯収入が得られます。
厚生労働省が公表している、「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、医師の平均年収は1,378.3万円で、他の職業よりも高いです。
日本全体の平均年収は約400万円ということもあり、医師は3倍以上の平均年収ということが分かります。
つまり、医師からサラリーマンとして働く場合、今の年収の1/3まで落ちる可能性があるということです。
お金に関する不安があるなら、医師という職業を辞めないという選択肢を取る方が良い場合も多いです。
医師として働くメリット③働き方が多種多様
医師は多くの診療科の中から内科、外科、整形外科など、自分に合ったものを選択できます。
その他、ただ病院やクリニックで働くのではなく、介護施設や保育園、企業、研究機関など、働き方を自由に選ぶことができます。
例えば、残業や休日出勤がしんどくて仕事を辞めたいと感じているなら、企業への転職をすれば医師を辞めずに現在抱えている悩みを解決できます。
企業で働く医師(産業医)は一般企業の労働時間とほとんど変わらず、残業も少ないです。
また、会社が休みの日に出勤になることはないので、プライベートの時間も確保しやすいです。
このように、働き方を変えるだけで医師を辞めずに良い環境下で働くこともできるので、一度どんな選択肢があるのかを自分で調べておくのが良いでしょう。
編集部
医師として働くメリット④常に成長できる環境が多い
医師は診療や治療に関する莫大な知識や経験が必要な職業でもあります。
医療現場も常に発展しており、最新の医療技術に触れる機会が多かったり、自分の知識や技術力を高められる機会は多いです。
そのため、常に新しい情報や知識、自分を成長させる機会が欲しい医師にはピッタリの職業とも言えるでしょう。
今すぐ医師を辞めた方がいい人の特徴
現在医師を辞めようか悩んでいる人は多いと思いますが、以下のような人は今すぐ医師を辞めた方が良いです。
- 激務により体調を壊している人
- 労働時間と給与が割に合わないと感じている
- 自分の今後のキャリアアップを現職で実現できない
激務によりすでに体調を壊しているなら、すぐに転職した方が良いかもしれません。
どれだけ年収が高くても、待遇が良くても自分の身体を壊してしまっては元も子もありません。
また、今後のキャリアアップを実現できない環境で働いていても、いつまでも成長はできません。
上記に当てはまる人は転職エージェントを活用して、まずはコンサルタントに相談するところから始めてみてはいかがでしょうか。
編集部
医師を辞めたい時におすすめの転職エージェント3選
ここでは、医師を辞めたい時におすすめの転職エージェントを3社紹介します。
- アポプラスメディカル産業医
- M3キャリアエージェント
- マイナビDOCTOR
- 民間医局
編集部
医師を辞めたい人向け転職サイト①アポプラスメディカル産業医
アポプラスメディカル産業医は、医療・医薬専門の職業紹介や人材派遣事業を営むアポプラスキャリア株式会社が運営する、薬剤師転職専門支援サイトです。
アポプラスメディカル産業医は、電話・メールだけでなく、直接会ってサポートしてくれ、対象エリアは全国です。
また、求人条件を希望に沿うよう交渉することでカスタマイズしてくれるのも魅力的です。
許可番号 | 13-ユ-312454 |
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運営会社 | アポプラスキャリア株式会社 |
特徴 |
|
対応地域 | 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・山梨・長野・新潟・富山・石川・福井・愛知・静岡・岐阜・三重・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山・広島・岡山・鳥取・島根・山口・香川・愛媛・高知・徳島・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 |
\大手企業や有名大学で働ける!/
医師を辞めたい人向け転職サイト②:M3キャリアエージェント
出典:M3キャリアエージェント
総合評価 | ★★★★★ |
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求人数 | ※2024年4月26日時点で(常勤)13062件(非常勤)7435件 |
求人の質 | ★★★★★ |
実績 | ★★★★★ |
- 医師会員32万人以上
- 転職希望医師の登録実績11年連続No.1※
- 丁寧で親切なカウンセリング
※m3.comCAREERでの医師登録数(2023年4月時点)
M3キャリアエージェントは医師会員数32万人以上を誇る大手医師転職支援サービスです。
取り扱っている病院医師求人数は日本最大級で、医師専門のコンサルタントが医師の転職をサポートしてくれます。
コンサルタントは全員医療経営士の取得が義務付けられており、経営的な視点で条件交渉をしてくれるので、より好条件で転職できる可能性が高いです。
◎メリット | ×デメリット |
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・キャリアコンサルタントが医療経営士の資格を保有している ・病院の内部事情が分かる |
・地方の求人が少ない ・連絡がしつこいことがある |
公式サイト:https://agent.m3.com/
運営会社 | エムスリーキャリア株式会社 |
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総求人数 | 2024年4月26日時点で(常勤)13062件(非常勤)7435件 |
対応エリア | 全国 |
対応診療科目 | 【内科】 一般内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、腎臓内科、血液内科、心療内科、神経内科、内分泌内科、老人内科 【外科系】 一般外科、消化器外科、心臓外科、呼吸器外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、リハビリテーション科 【その他】 小児科、産婦人科、婦人科、精神科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、乳腺外科、泌尿器科、放射線科、人工透析、麻酔科、美容外科、人間ドック・検診、救急、治験 |
対応施設 | 一般、療養型、精神、老健、ケアミックス、クリニック、産業医(企業)、製薬企業、CRO、その他 |
対応雇用形態 | 常勤・非常勤・スポット |
医師を辞めたい人向け転職サイト③:マイナビDOCTOR
出典:マイナビDOCTOR
総合評価 | ★★★★★ |
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求人数 | 28,000件以上(※2024年実績) |
求人の質 | ★★★★★ |
実績 | ★★★★★ |
- 医療機関の取引先2万件以上
- 年収2,000万円以上などの好条件求人多数
- マイナビだから紹介できる非公開求人の充実
マイナビDOCTORは医療系転職支援サービスで業界トップクラスの実績を誇るマイナビが運営している医師転職サイトです。
医療機関の取引先は2万件以上で、マイナビだから紹介できる非公開求人も充実しています。
また、年収2,000万円以上、日給12万円以上などの好条件求人を多数取り扱っているのも魅力です。
◎メリット | ×デメリット |
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・大手として安心感がある ・交渉力が高い |
・企業からの求人はあまり多くない ・非公開求人が多く、登録しないと分からない情報が多い |
公式サイト:https://doctor.mynavi.jp/
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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総求人数 | 28,000件以上(※2024年実績) |
対応エリア | 全国 |
対応診療科目 | 【内科】 一般内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、腎臓内科、血液内科、心療内科、神経内科、内分泌・代謝内科、老年内科、アレルギー科、リウマチ科、膠原病科 【外科】 一般外科、消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、脳神経外科、乳腺外科、整形外科、美容外科、形成外科、泌尿器科、小児外科、大腸・肛門外科 【その他】 精神科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、麻酔科、放射線科、産婦人科、婦人科、産科、人工透析科、緩和ケア科、リハビリテーション科、総合診療科、美容皮膚科、健診・人間ドック、救急科・ICU、病理科、基礎医学系、スポーツ整形外科、ペインクリニック |
対応施設 | 一般、療養、・精神、老健、ケアミックス、クリニック、産業医(企業)、CRO、その他 |
対応雇用形態 | 常勤・非常勤・スポット |
医師を辞めたい人向け転職サイト④:民間医局
出典:民間医局
総合評価 | ★★★★★ |
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求人数 | 30,000件以上(※2024年実績) |
求人の質 | ★★★★★ |
実績 | ★★★★★ |
- サポート充実
- 複利厚生サービスを会員優待価格で
- 高給与の求人を多数掲載
民間医局は会員数15万人以上を誇る転職サイトで、専任のエージェントが医師の転職活動をサポートしてくれます。
ワークサポートやビジネスサポートなどの転職を考える医師にとって嬉しいサポートが各種充実しており、ただ転職するだけでなく将来のビジョンを見据えたうえでの転職も叶います。
また、民間医局登録者は家事代行や旅行などを会員優待価格で利用できる点も魅力です。
◎メリット | ×デメリット |
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・女性医師の成約実績が多数 ・地方求人にも強い |
・対応の悪いコンサルタントもいる ・地域によっては求人数が少ない |
公式サイト:https://www.doctor-agent.com/
運営会社 | 株式会社メディカル・プリンシプル社 |
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総求人数 | 30,000件以上(※2024年実績) |
対応エリア | 全国 |
対応診療科目 | 【内科】 内科、消化器内科、循環器内科、神経内科、呼吸器内科、心療内科、リウマチ科、総合診療科、糖尿内科、腎臓内科 【外科系】 外科、整形外科、脳神経外科、消化器外科、形成外科、呼吸器外科、心臓血管外科、乳腺・内分泌科 【その他】 麻酔科、産婦人科、精神科、眼科、小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、放射線科、リハビリテーション科、救命救急科、緩和ケア科、美容皮膚科 |
対応施設 | 病院、クリニック、老健、企業、その他 |
対応雇用形態 | 常勤・定期・スポット |
医師を辞めたいと思った時の対処法3選
次に、医師を辞めたいと思った時の対処法を紹介します。
編集部
医師を辞めたいと思った時の対処法①科目を変えてみる
現在働いている科目を変えて、別の道へと進む医師は多いです。
長く同じ科に勤めていると、どうしても仕事に対するモチベーションが低下したり、マンネリ間を感じることもあります。
また、科目を変えればこれまで関わったことのない人に出会えたり、新たな領域の知識や実績を積めたりなどの多くのメリットがあります。
医師という職業が自分に合っていないと感じている場合、そもそも働く科が合っていない可能性もあるので、医師自体を辞めるのではなく、科を変えてみるという道に進むのも選択肢の一つです。
医師を辞めたいと思った時の対処法②施設変えてみる
現在働いている施設を変えてみるのもアリです。
医師として働ける施設は以下のような種別があります。
- 病院(一般)
- 病院(療養)
- 病院(リハビリ)
- 病院(精神)
- クリニック(保険診療)
- クリニック(美容・自由診療)
- 介護福祉施設(老健特養)
- 企業
- 訪問診療
- その他
このように、ただ病院やクリニックで働くのではなく、企業や訪問診療、介護福祉施設でも医師として働けます。
施設の中でも病院とクリニックは特に激務になりやすいので、他の施設で勤務するという選択肢もアリです。
また、医師は常勤だけでなく非常勤やスポット勤務で、自分の好きなように働くこともできるので、わざわざ医師を辞める必要はないとも言えるでしょう。
医師を辞めたいと思った時の対処法③転職する
現在の職場環境や待遇、人間関係に不満を感じているなら、思い切って転職するのも良いです。
世間一般では転職に対してマイナスなイメージを持つ人も多いですが、転職をして勤務先を変えれば労働環境人間関係に悩まされることが少なくなる可能性もあります。
逆に、選ぶ転職先によっては今よりも環境が悪化してしまうこともあるので、転職先選びには要注意になります。
医師は日々忙しく過ごしており、転職活動をする時間も確保できないケースも多いです。
ですので、医師が転職をするなら転職エージェントを活用するのがおすすめです。
転職エージェントは無料で利用でき、医師の代わりに求人紹介や履歴書の添削、面接の日程調整、条件交渉、円満退職のアドバイスなど、さまざまサービスが受けられます。
一人で悩むと余計ストレスが溜まったり、希望通りの転職成功が叶わない可能性もあるので、まずは転職エージェントを利用して、コンサルタントに相談することから始めましょう。
医師を辞めたいまとめ
今回は医師を辞めたいと思う理由や辞めたいと思ってしまった時の対処法、医師以外の転職におすすめの転職エージェントなどについて詳しく紹介してきました。
医師は高収入ややりがい、多様な働き方など、さまざまメリットがある職業です。
そのため、なかなか医師を辞めるまで踏み切れずにいる人多いです。
現在人間関係や待遇、激務などに悩まされて仕事を辞めようと考えていることだと思いますが、わざわざ医師という職業を辞める必要はありません。
科や施設を変えるだけで現在抱えている悩みが解決し、医師として患者の命を救うやりがいのある仕事を続けることも可能です。
まずは自分のキャリアや経験、希望条件からどんな職場で働きたいかを明確にして、希望条件に合う転職先を見つけましょう。
その際は転職エージェントを使えばスムーズな転職活動ができるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
※本記事はマイナビ社とのタイアップ記事となります。