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【2024年最新】看護師の平均年収はいくら?手取りや年収アップの方法と初任給を解説

看護師年収_アイキャッチ画像

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看護師の平均年収っていくらなの?

看護師の年収で高収入を得ている人の特徴は?

看護師の仕事に慣れてくると、自分の年収が周りに比べてどうなのかが気になってきませんか?

自分では高いと思っていても、同じような仕事なのに年収がもっと高い職場もあるかもしれません。

また、年収アップのコツがあるのなら、ぜひ知っておきたいですよね。

看護師の年収や手取りの平均額、職種別・目的別の平均年収など、客観的なデータを元に解説していきます。

また、手取りをアップさせる方法や年収アップのための方法などについても解説していきます。

もし年収のことで悩んでいるのなら、きっと役に立ちますよ!

「看護師の年収」まとめ
  • 看護師の平均年収は499万円
  • 「職場規模・職種・資格・役職」などで年収が左右される
  • 看護師の年収は医療・福祉分野で5位と高い
  • 看護師転職で年収アップを簡単に目指せる
  • 看護師転職する時におすすめの転職サイトはマイナビ看護師
  • マイナビ看護師は10秒でおすすめ転職先を紹介してくれる

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看護師の平均年収・月収・手取り・ボーナス

始めに、看護師の年収や月収、手取りやボーナスの平均を見てみましょう。
看護師年収_年収の図

結論から言うと、看護師の年収は日本全体の平均より66万円も高く、手取りやボーナスも多いようです。

看護師の平均年収は499万円

厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、看護師の平均年収は499万円です。

これをもとに、まずは「日本全体の平均年収との比較」、「自分の平均年収の比較の仕方」、そして「平均年収比較の際の注意点」を確認します。

日本の平均年収との比較

国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均年収は約433万円です。

このことから、看護師の平均年収は日本全体の平均年収よりも66万円も高いことが分かります。

平均年収で66万円違うということは、仮に35年働いたとした場合、単純計算で2300万円も違ってきます。

他の業種に比べた年収の高さから看護師は「稼げる職業」と言えるでしょう。

自分の年収の確認方法

そもそも年収とは、所得税や社会保険料、住民税やその他控除が差し引かれる前の「総支給額」のことです。

そして自分の総支給額は、毎年12月に貰える源泉徴収票の「支払金額」で確認できます。

支払金額を平均年収と比較することで、今の給与が平均年収と比べて多いのか少ないのかを確認することができます。

平均年収との比較の際の注意点

ただし、平均年収と比較する際には次のことに注意が必要です。

平均年収との比較の際の注意点
  • 平均年収は様々な条件を包括している
  • 性別・年齢・職場規模で変わる

気を付けなければならないのは、「平均年収が様々な条件を包括している」ことです。

つまり、性別や年齢、地域や職場の規模、役職など関係なく、全員の平均となっているのです。

例えば、平均年収499万円の平均年齢は「41.2歳」です。年収は、年齢が増えれば増えるほど高くなる傾向にあります。

平均年収を自分の年収と比較する際は、様々な人の平均値になっていることを認識しておきましょう。

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看護師の平均月収は34万円

厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、看護師の平均月収は34.4万円(平均年齢41.2歳)です。

日本全体の平均月収30.7万円(平均年齢43.4歳)と比べても、やはり看護師の月収は高いと言えます。

ちなみに、月収とは税金や保険料などを差し引かれる前の支給額のことです。

自分の月収と比較する際には、給与明細書の「総支給額」と比較しましょう。

看護師の平均手取りは25~26万円

平均月収が34.4万円の場合、手取りの平均は「25~26万円」ほどになります。

手取りとは、所得税や住民税、社会保険料や駐車場代、給食代などを引かれた後の額になります。

比較は給与明細書の「振込額」や「差引控除額」とになりますが、今では給与は振り込みが大半になるので「振込額」を確認しましょう。

なお、所得税や住民税は扶養する家族の人数や障害者、寡婦の有無などによって変わってきますので、あくまで目安としてとらえてください。

看護師の平均ボーナスは85万円

厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査、毎月勤労統計調査」によると、看護師のボーナスの平均は85万円、日本全体のボーナス平均は76万円となっています。

やはり、ボーナスも全体平均と比べると看護師は「高い」と言えます。

なお、この額は税金や社会保険料が差し引かれる前の「総支給額」となります。

そのため、比較は賞与明細書の「総支給額の合計」とで行いましょう。

看護師の平均年収・初任給・給与・手取り・ボーナスの内訳

看護師年収_内訳

次に、基本給や残業代、夜勤手当といった平均年収の内訳も見てみます。

編集部

看護師が高収入に見えるのは、夜勤にたくさん入って頑張っているからなんですね。

看護師の年収内訳①基本給

日本看護協会の調査によれば、看護師の新卒の基本給は職場規模や学歴などによっても変わりますが、20~21万円が平均のようです。

基本給は一般的に、年齢を重ねるごとに増えていき、増加額はおおよそ4,000円/年前後が目安です。

​​看護師年収看護師基本給の例
このことから、基本給を年換算すると新卒の場合には246万円、10年勤務で300万円となります。

年収が多い看護師といえど決して基本給が高いわけではないことが分かります。

看護師の年収内訳②夜勤手当

夜勤のある医療機関の勤務体制は、主に2交代制と3交代制があり、夜勤手当は「手当単価×回数」で計算されます。

夜勤手当は、平均年収のうち42~60万円を占め年収の8~12%を占めます。

2交代制は、1日のうちの半分の夜間帯を勤務し、3交代制は夕方から午前0時頃までの準夜帯と午前0時から8時頃までの深夜帯に分かれます。

日本看護協会の「2020年病院看護実態調査」によると、2交代・3交代それぞれの平均単価や回数から計算した平均夜勤手当は次の通りです。

2交代の場合 3交代の場合
準夜勤 深夜勤
平均手当額 11,286円 4,154円 5,122円
平均回数 4.7回 3.85回 3.85回
平均手当額×回数 53,044円 15,993円 19,720円
月の平均夜勤手当 53,044円 35,713円

職場が2交代制の場合には平均で月約5万円、3交代制の場合には平均で月約3.5万円の夜勤手当をもらえます。

看護師の年収内訳③残業代

時給単価は基本的に「(基本給(加給含む)+諸手当)÷1ヶ月の労働時間」で計算され、労働者によって異なります。

また、残業には「普通残業」や「深夜残業」、「休日残業」や「休日深夜残業」などがあり、それぞれ時給単価にかける係数が異なります。

基本的に、1時間あたりの賃金の25%増となりまなります。

【看護系】准看護師・助産師・保健師の平均年収

看護師年収_看護系

次に、准看護師や助産師、保健師の平均年収も確認しましょう。

編集部

看護師も含めた4つの職種のうちでは、「助産師」が高収入が見込めますね。

准看護師の平均年収

准看護師の平均年収は約413万円です。

准看護師は都道府県試験を経て取得できる資格のため、国家資格である看護師に比べて年収はやはり低い傾向にあります。

助産師の平均年収

助産師の平均年収は約570万円です。

助産師は、国家資格である助産師免許と看護師免許の両方が必要なので、やはり年収も高めです。

保健師の平均年収

保健師の平均年収は約476万円です。

保健師も国家資格である保健師資格と看護師資格の両方が必要ですが、年収は看護師よりも若干劣ってしまいます。

参考元:厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」

【目的別】看護師の平均年収を比較

看護師年収_目的別

職種や年齢、性別や職場の規模や役職やエリア別といった、目的別の平均年収も比較してみます。

目的別の平均年収のポイント
  • 看護師の年収は年齢に応じて緩やかに上がっていく
  • 1,000人以上の職場規模が最も年収が高く若い

編集部

特に年収に影響を与えるのは、「職種」「職場の規模」「役職」のようです。

【年齢】55歳~59歳が最も年収が高くなりやすい

次に、5歳ごとに分けた年齢別の年収の推移です。
看護師年収_年齢別の年収グラフ参考元:令和3年賃金構造基本統計調査

20~24歳、25~29歳のところで約80万円の上昇がみられます。

55~59歳に向けて10~20万円程度で緩やかに上がり、その後定年の影響で下がっていくのが分かります。

看護師の平均年収は急激に上昇することが少なく、安定して上昇する傾向にあることが分かります。

【男女】女性よりも男性の方が高い

続いて、同じ看護師で性別によって年収に差があるかも見てみます。

性別 平均年収
男性 518.3万円
女性 495.9万円

男女別でみると、男性のほうが22.4万円高く年齢が若いです。

看護師は女性のほうが男性よりも年収が低めなのが分かります。

参考:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」

【職場の規模】職員1,000人以上が最も年収が高い

職場の規模で平均年収がどの程度違うのか、職員数を目安に確認してみます。

規模 平均年収 平均年齢
職員10~99人 440.4万円 46.1歳
職員100~999人 483.5万円 43.0歳
職員1,000人以上 541.0万円 36.9歳

参考:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」

規模別でみると、職員数が増えるにつれて平均年収も高くなっていきます。

このことから若くして高収入を目指したい看護師は、職員1,000人以上の大規模な職場への就職を目指すのが最も良い選択と言えます。

新卒看護師の平均年収と平均給料

看護師年収_新卒

次に、専門学校卒と大学卒の新卒看護師の年収を比較します。

新卒看護師の平均年収のポイント
  • 専門学校卒の新卒平均年収は345万円
  • 大学卒の新卒平均年収は355万円
  • 1年目の差は約10万円
  • 2年目以降はもっと差が出る

編集部

大学卒のほうが1年目から高い年収が見込めますね。

専門卒|3年課程の新卒看護師

専門学校卒で新卒の平均月収を見ると、25.9万円となっています。

年収に換算すると345万円ほどになります。

大卒|新卒看護師

大卒の新卒看護師の平均月収は26.7万円と、専門学校卒よりも0.8万円ほど高くなっています。

年収換算すると355万円ほどになり、年間10万円ほど違ってきます。

1年目は夏のボーナスを貰えないため、専門卒と大卒で差が出ませんが、2年目以降は専門卒と大卒の年収の差がもっと大きくなるでしょう。

参考:日本看護協会「2021年病院看護・外来看護実態調査」

看護師と他業種の平均年収を比較

看護師年収_比較

看護師の年収は、他業種と比べて高いのでしょうか?また、どんな職種が高いかも見てみましょう。

他業種との平均年収の比較のポイント
  • 【全業種比較】看護師の平均年収は第23位
  • 【医療・福祉分野】看護師の平均年収は第5位
  • 看護師は女性が高収入を見込める職種

編集部

看護師は全体の中でも平均年収の高い職種なんですね。

看護師と他業種の平均年収

医療・福祉分野に限らない全分野での、看護師の平均年収の高さを見てみます。

職種 平均年収
医師 約1,378万円
航空機操縦士 約1,072万円
大学教授 約1,072万円
法務従事者 約945万円
大学准教授 約856万円
看護師 約499万円

参考元:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」

看護師は女性の中でも年収が高い

医師や大学教授などの高給な職業に比べると見劣りはしてしまいますが、看護師の平均年収も十分高いといえます。

看護師より平均年収が下がってしまう職種には、診療放射線技師や科学技術者、教員などがあります。

医療・福祉分野の職種の中でも、看護師の平均年収は上位となっています。

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看護師が手取り年収をアップさせる方法

看護師年収_方法

看護師が手取り年収をアップさせるには、3つのポイントを押さえることが重要です。

手取り年収をアップさせる3つの方法

編集部

中でも「看護師転職」は、時間をかけずに目指せる良い方法ですよ。

年収アップ方法①管理職になる

1つ目の方法は、「管理職になる」ことです。

護師長などの役職も年収は高いため、職場に貢献して役職を任せられる人材になれば、手取り年収を上げることができます。

年収アップ方法②資格手当をもらう

2つ目は、「資格を取得して手当をもらう」方法です。

認定看護師では、「熟練した看護技術と知識を有する者として日本看護協会の認定を受けた看護師」のことを証明する資格です。

実務経験5年以上で800時間のカリキュラムの受講、認定審査などのハードルは高いですが、取得すれば「資格手当・人事考課」など年収アップに良い影響を与えてくれます。

その他「専門看護師」など、様々な資格を得ることで年収を上げるのを目指す方法もあります。

年収アップ方法③看護師転職をする

3つめは、「看護師転職をする」方法です。

看護師専門の転職サイトでは、「年収600万円以上&土日休み」などを絞り込むことができます。

また、希望条件を追加することもできるため、あなたの希望に沿った求人を見つけることができます。

看護師転職を少しでも考えているのなら、まずはどのような看護師転職サイトがおすすめなのか、以下の記事からご覧ください。

【2024年最新】看護師転職サイトおすすめ年収600万円&年休130日以上の失敗しない転職

看護師で高年収を得ている人の特徴

看護師年収_特徴

看護師で高収入を得ている人の特徴を知ると、年収アップに向けた方向性が見えてきます。

編集部

「転職の成功」は誰でも高収入を狙えるいい手段ですね。

対応できる仕事幅が広い

急変時の対応、術場での仕事、外来での診察補助など、対応できる仕事幅が多ければ多いほど評価が高くなります。

代替の効かない人材となるため、高収入を得ることができます。

人事考課は、ボーナスや昇給幅を決める際に活用されるとともに、役職の参考にもなるため、ぜひとも高い評価を狙いたいところです。

スキルや経験が適切に評価されている

これまでの看護師スキルや経験が適切に評価されていると、年収は高くなります。

この項目は、職場の人事考課制度が適正に運用されているかにかかっているため、上司の能力や職場の状態が影響します。

もし、十分なスキルや経験を持っているのに、年収が低いと感じている場合は、適切に評価される制度になっているか確認するとともに、転職も視野に入れましょう。

転職に成功している

看護師転職サイトを利用し、より給与の高い職場へ転職できている人も、年収が高くなっています。

条件の良い魅力的な職場は、求人募集を出す頻度が低いため、募集案件はこまめにチェックする必要があります。

そして、簡単に好条件の求人をチェックし比較できるのが「看護師転職サイト」です。

登録や利用は無料のため、複数の看護師転職サイトに登録し、時間が空いたらこまめにチェックしてみると良いでしょう。

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看護師の生涯年収

看護師年収_生涯年収

生涯年収とは「一生で稼げる年収」のことですが、看護師はどのくらい稼げるのでしょうか?

看護師の生涯年収のポイント
  • 看護師の生涯年収は2.2億円
  • 全職種、女性のみの生涯年収は1.7億円
  • 看護師は年収600万円以上も目指せる

看護師の生涯年収は約2.2億円

これまでのデータを踏まえて計算すると、22歳から64歳まで働いた場合の看護師の生涯年収は「約2.2億円」と予測できます。

毎月の月収によって、年収が大きく変わるため現在の年収に満足していない方は、まずは月収を見直すことから始めましょう。

今、行動するだけでもあなたの生涯年収は大きく左右されます。

年収600万円以上も目指せる

看護師年収_年収600万円以上

看護師は、年収600万円以上も簡単に目指せる良い職業です。ポイントを押さえて年収600万円越えを達成しましょう!

年収600万円以上も簡単に目指せるポイント
  • どこで働くかで年収が大きく変わる
  • 年収600万円以上の求人を見れるサイトがある

編集部

看護師転職サイトで年収600万円以上の求人を見つけるのが一番の近道です!

どこで働くかで年収が大きく変わる

「どこで働くか」、は年収を大きく左右します。

適切な評価を受けられるか否かで年収は大きく変わります。

同じ仕事内容だったとしても、環境が違うだけで大きく年収に差が出ます。

職場や環境での「どこで働くか」が高い年収を得るためには重要な要素になってきます。

年収600万円以上の求人サイトもある

看護師転職サイトであれば、年収600万円以上の求人を絞り込んで探すことができます。

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例えば「マイナビ看護師」という看護師転職サイトでは、条件を絞り込んで検索すると年収600万円以上の求人案件を見ることができます。

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看護師転職での年収アップがおすすめ

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年収アップを目指すなら、やっぱり「看護師転職」が簡単でおすすめです!

看護師転職のおすすめポイント
  • 年収が分かった状態で転職できる
  • 好条件の職場を簡単に探すことができる
  • 気分転換で求人案件を見るのも意外と楽しい

編集部

当てはまる数が多ければ多いほど、楽に働ける仕事です。

看護師転職がおすすめの理由

看護師転職は、次のことを踏まえて職場を選び直すことができます。

職場を選び直すときのポイント
  • 給与の高さ
  • 人間関係の良さ
  • 通勤のしやすさ
  • やりがい・興味の有無

今の職場だけにこだわらず、気分転換の意味も込めて求人案件を見るだけでも、年収相場が分かったりします。

年収が分かった状態で転職できる

新卒で就職した時は、年収がいくらになるか分からず働き始める人が多いようです。

実際、働き始めてか上司の年収を聞いたりするうちに、自分の未来の年収が分かってきます。

看護師転職サイトでは、掲載されている求人募集に年収が記載されているため、転職後にいくら貰えるか分かった状態で転職することができます。

年収を知らずに働き始め、「失敗したかも」と思っている人も、看護師転職サイトの利用をおすすめします。

年収アップを目指せる看護師転職サイト

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